鹿児島市は、明治維新(1868年)から150年を迎える2018(平成30)年までの間、カウントダウン事業として、毎年、年ごとに、近代日本の礎を築いた鹿児島に関わりが深い出来事を題材とするイベントを開催し、郷土の歴史に対する理解と関心を深めてもらうとともに、広く情報発信をする「明治維新150年カウントダウン事業」を実施しています。
明治維新までの鹿児島に関わりが深い主な出来事
1862年 生麦事件
1863年 薩英戦争
1864年 開成所設立
1865年 薩摩藩英国留学生派遣
1866年 薩長同盟・坂本龍馬新婚旅行
1867年 パリ万博・鹿児島紡績所操業開始・異人館完成
1868年 明治維新
去る10月25日~27日にかけて今年のテーマ「薩英戦争」の時設置されていた
砲台の跡を巡るバスツアーが企画され、参加してきました。
上の映像でも紹介されていましたが、当時薩摩には桜島に作られた袴腰砲台
天保山砲台・鳥島砲台・市内側には弁天波止場砲台・新波止砲台・祇園之洲砲台がありました。
生麦事件による犯人受け渡しと賠償金の問題で、それらを拒否した薩摩藩に対し
脅しをかけるつもりで錦江湾に乗り込んできたイギリスの船に対し、先方攻撃を
仕掛けたのは薩摩藩でした。それにより薩英戦争が始まりました。
日本とイギリスの戦いではなく、一、藩が起こした外国との戦争は、それだけでもすごい事ですが、薩摩藩側の死傷者は19名、イギリス側は63名との記録が残されていますが
如何に薩摩藩の近代化が進んでいて、外国と戦える力があったかと言うことに
驚きます。
その時、当時の藩主は「この戦いには何が何でも勝たねばならない、さもなくば
日本はイギリスの植民地化になるだろう」との強い気持ちを持っていたそうです。
次回はもう少し今年のテーマ「薩英戦争」について詳しく記事をUPしましょう